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飲み物もがんのリスク要因に!?自覚症状に乏しい食道がんになりやすい人の特徴を医師が解説

  • 進行すると飲み込みにくさや胸のつかえなどの症状を引き起こす食道がん。飲酒や喫煙、さらには熱いものを飲む習慣もリスクとなり得るとご存じですか。

    食道がんにかかりやすい人の特徴や自覚症状、治療などについて、消化器系の専門病院である医療法人社団筑三会・筑波胃腸病院の鈴木隆二理事長に聞きました。


    Q.食道がんとはどのようながんですか


    食道がんは、食道の内側を覆う粘膜の細胞が異常増殖してできるがんです。食道とは口から胃に食べ物を運ぶ管のことで、がんができると管が狭くなって食べ物などが飲み込みにくくなります。

    おもに扁平上皮がん(へんぺいじょうひがん)と腺がんの2種類があり、日本では扁平上皮がんが多いです。発症しやすい場所は食道の中部から下部で、進行するとリンパ節やほかの臓器に転移しやすいのが特徴です。

    食道がんは初期症状が少なく、進行してから発見されることが多いため、早期の発見が重要となります。


    Q.食道がんになりやすい人の特徴にはどのようなものがありますか

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