もしかして皮膚ガンかも!?大きくなるほくろやシミ、毎日の日焼けも要注意!

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誰の体にもあるほくろやシミ。しかし「ほくろやシミだと思っていたものが、実は皮膚ガンだった」ということもあるんだとか。
今回は、ほくろやシミと皮膚ガンの見分け方や、皮膚ガンになりやすい人の特徴などについて、たかはし皮膚科クリニックの院長・理事長である髙橋謙氏に聞きました。Q.皮膚ガンとはどのようなガンですか
皮膚ガンとは一般的に体の表面、皮膚に出てくる悪性の腫瘍のことです。
皮膚の腫瘍には良性と悪性があります。いずれも皮膚の表面にでき隆起してきますが、次のような違いがあります。
ある一定の大きさで留まるものは、良性の腫瘍だと言るでしょう。良性の腫瘍には、ほくろ、軟性線維種(スキンタグ:首・首の周りによく出てくるいぼのようなもの)、脂漏性角化症(老人いぼ)と呼ばれる隆起性のシミなどがあります。
一定の大きさに留まらず、際限なく大きくなり、転移する(他の場所へ飛んでいく)ものが悪性の腫瘍とされています。
代表的な悪性腫瘍として、
・悪性黒色腫(メラノーマ):メラノサイト(色素細胞)が悪性化して生じる(←要チェック)
・ボーエン病:湿疹が悪くなったような状態で生ずる
・パジェット病:陰部や乳房に出てきやすい
・有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん):火傷の痕などから生じる
・基底細胞癌:黒っぽい色を呈することが多く、高齢者の顔、特に鼻・頬部・眼瞼にできやすい
が挙げられます。
他にも、悪性リンパ腫や肉腫など、皮膚ガンの種類はさまざまです。
ガンに移行しやすい前癌状態である、日光角化症も日常診療で見かけます。日光角化症はシミ状で部分的にやや盛り上がりのある、かさぶたのような皮膚病変です。