
秋になり、体調の変化を感じていませんか?薬膳では、秋は乾燥や冷えに負けない体づくりが大切と考えます。
そんな秋の養生におすすめなのが、日々の食卓に取り入れやすい「薬膳炊き込みご飯」。いつもの炊き込みご飯に普段通りの味付けをして具材の組み合わせをひと工夫するだけで、体を労わる【薬膳ご飯】になります。
難しい特別な食材を使わなくても、身近な食材の組み合わせで十分に効果を発揮してくれるのが魅力です。
今回は、秋の健康づくりにぴったりな薬膳炊き込みご飯について看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこがお伝えします。
お米にも体を整える力がある

薬膳では、お米は胃腸の働きを助け、疲労回復や気力が向上するなどの効果が期待できると考えます。消化吸収がよく体質を問わず広く用いられ、特に白米は胃腸が弱い人や疲れやすい人におすすめです。
炊き込みご飯にすれば、味付けが楽しめるので備蓄米も美味しく食べられるのが嬉しいポイントですよね。