
秋になると「ついお菓子を食べすぎて太った」「気づけば肌や体がたるんできた」といった声をきくことがあります。
ですが、秋冬に太らない人がいるのも事実です。違いは何でしょう?
答えは、体質と食べ方のルールにあります。今回は薬膳や中医学の視点から、秋に気をつけたい体質別のケアポイントを看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこがお伝えします。
秋に太りやすい理由は?

まずは季節特有の太りやすい理由を知っておきましょう。
はじめに、食欲の秋は夜が長いということです。夜が長くなると、つい小腹を満たしたくなりがち。間食・夜食が増えてカロリーオーバーになりやすいんです。
さらに、秋が旬のぶどうやなし、サツマイモや栗などはカロリーが高く、スイーツに加工されるとさらにカロリーが上がります。
加えて、寒さが苦手などの理由で体を動かす機会が減少すると代謝が落ちやすくなります。代謝が落ちると、摂取したエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなり肥満の原因になります。