サンキュ!

筋肉のこりだと思いやすい背中の痛み。じつは内臓のトラブルが原因のことがあるとご存じでしたか。

今回は、背中の痛みと内臓の関係や、病院にかかるべきケースなどについて、天王寺やすえ消化器内科・内視鏡クリニックの安江千尋院長に聞きました。


Q.筋肉のこりや姿勢の悪さではなく、内臓の病気が原因で背中の同じ場所が続けて痛むことはありますか


筋肉のこりや姿勢の悪さだけでなく、内臓の病気が原因で背中の同じ場所が続けて痛むことはあります。

臓器の痛み(内臓痛)は、脊髄で体の表面の感覚と一部「配線」を共有しています。同じ神経ルートをとおるので、脳が痛みの出どころを取り違えることがあります。

そのため、実際には内臓が原因でも、脳が背中の皮膚や筋から来たものと誤認し「関連痛(臓器など本来の痛みの発生源とは別の場所に痛みを感じる現象のこと)」として背中に現れるのです。

なお、臓器によって、痛みを感じる背中の部位は異なる傾向にあります。

・胃・十二指腸:みぞおち〜背部
・胆のう:右肩甲部〜背中
・すい臓:みぞおちから帯状の背部痛
・腎臓:わき腹〜背部へ広がる痛み


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