不登校児ママ4,000人以上をサポートするrikaさんに聞く「不登校」に関する悩みへどう向き合うべきか?
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夏休み明けは、新学期のスタートで不登校が増える時期。しばらくすれば学校に行くかもしれないと様子をうかがっていたものの、10月に入ってもその現状が続いているとどうしたらよいのかと不安な気持ちが増していくばかり…という保護者も多いかもしれません。
不登校のお子さんの悩みを抱える保護者のかたのサポートを行っているrikaさんにQ&A形式で教えてもらいました。<rikaさんプロフィール>
ハッピーママサロン「rika’s cafe」主宰。rikaさん(50歳)・夫(50歳)・長女(23歳)・長男(21歳)の4人家族。現在は不登校の子どもを持つママを主に、ママ向けのオンラインサロン運営・カウンセリング・WEBライター・セミナー講師など活躍の場は多岐にわたる。 Instagramアカウントは@happyrika1117。Q. 夏休み明け、子どもの「不登校」の悩みにぶつかった人は何をすればいい?
A. 子どもから「学校に行きたくない」と言われたとき、まずは、子どもの最大のストレスとなっている学校を休ませてあげることが親としてできること。それ以上何かしてあげる必要はありません。休ませるだけで親として100点!
それよりも、親が自分自身に寄り添うことが大切。子どもを休ませていることに罪悪感を持っていたり、子どもの「不登校」を受け止め切れていない自分に向き合い、自分自身を寄り添い、ケアすることの方が見逃しがちです。
私自身も息子が中1で学校へ行かなくなった当時は、パジャマのまま無理やり車に乗せて、高速を使ってでも学校へ連れて行こうと必死でした。息子は嫌がって高速に乗っているときに車から降りようとするので、チャイルドロックをかけたり、その状態で無理やり着替えさせてたりもしましたね。今思うと連れて行こうとそれだけ必死だったのですが、いったんはそれで学校に行ってくれても、また行かなくなってしまう。その繰り返しになってしまいます。
こういった負のループに陥ってしまう人は少なくありません。
2学期から行くと言っていたのに行かなかったら、親は落ち込んでしまいますが、行ける日は突然くるものだから、学期の区切りは子どもにとって関係ない。子どもの「不登校」で悩んでいるしんどい状況だと、子どものタイミングが分からないから不安になってしまいますが、行けるときは自然とくるものです。