ふわっとやわらかくて幸せ!難読漢字クイズ「雲呑」はなんて読む?
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日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「雲」と「呑」で「雲呑」。読みにくいですね。
「雲」は単独では「くも」と読める漢字ですよね。ただ今回それとは違う読みかたをします。
「呑」の字はあまり見かけない字かもしれません。この字の読みがわかっている人は、正解に近づきやすいでしょう。
まずは「雲」のイメージからいろいろと想像してみるといいですよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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↓正解は……
正解は「わんたん」でした!
中華料理でおなじみのワンタン。日本では、ラーメンの具として入れられることが多いです。
「雲呑」の表記と読みは広東語(かんとんご)からきています。広東語は香港やマカオなどの限られた地域で話される中国語です。
中国においてより多くの人がもちいる北京語(ぺきんご)とは、発音や文法がかなり違います。
そういった事情もあって、文字から読みが想像しにくくなっていますね。
ワンタンは小麦粉でつくった薄い皮で、ひき肉やネギなどが入ったあんを包んだ料理。
口に入れると表面がつるっとしていて、歯を立てるとふんわりやわらかく、よくかむと肉のうまみが広がっておいしいです。
わが家では毎回、はじめからできているものを買ってきてしまうのですが、家で簡単につくることもできるようです。
ラーメンの汁に浮いている姿は、雲のようにも見えますよね。
ちなみに、「呑」の字は「呑む」と書いて「のむ」と読めます。雲を飲み込むような気持ちで食べると、よりおいしく感じられるかもしれませんね。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。◆この記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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