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赤ちゃんがいたら「働きたい」って思っちゃダメですか?働く女性の"罪悪感"に向き合う 会社員とWEBライターとして活躍中の原こさんインタビュー

  • 企業で正社員として働き、2児の子育てにも奮闘しながら、副業としてSNSやウェブ記事でシャトレーゼを中心としたプチプラスイーツを発信する原こさん。順風満帆で充実したワーママライフかと思いきや、その裏には数々の悩みや葛藤がありました。今回のインタビューでは、原こさんが今のスタイルにたどり着くまでの経緯をお聞きするとともに、働く女性がかかえるさまざまな「罪悪感」に向き合うためのヒントを探ります。


    <原こさんプロフィール>
    プチプラスイーツマニアとしてシャトレーゼを中心としたスイーツの情報を発信するライター。会社員としての本業と、副業のライター業を両立しながら、私生活では5歳長女と1歳長男の2児の母。


    子どもはかわいいけど…「外に出たい」という思い


    女性

    原こさんが第1子である長女の妊娠に気づいたのは、新卒で勤めていた会社を辞め、新しい仕事の内定をもらったタイミングでした。「うれしい」よりも先に来てしまったのが、「なんで今?」という思い。ちょうど重いつわりも始まり、せっかく内定をもらったにもかかわらず仕事が行くことができなくなってしまいます。

    さらには、出産のタイミングで勤続1年未満になってしまうために育児休業を取れないことも判明し、事実上「働けない」状態に。内定を断らざるを得ませんでした。突然、思いもよらず専業主婦になってしまい、家でひとり過ごす日々。前職が忙しい職場で休日出勤も多かったため、何もせず家にいるという状況に対して余計に違和感が強く、心にぽっかり穴が空いたような時間を過ごしていました。

    出産後も専業主婦の状態が続いた原こさん。子どもはかわいいし、もちろん育児も家事もたいへんだけど、それ以上に「ずっと子どもと2人きりで家にいる」ということをつらく感じることもあったそう。

    しかも同じようなタイミングで出産をした友人たちはみんな育休を取得している状態で、自分だけが専業主婦。みんなは育休明けに「帰る場所」としての職場があるのに、自分はどこにも帰れない…。女性の社会進出が進んだ現代だからこそ感じてしまう孤独感をかかえながら、「外に出たい」「働きたい」と思うようになりました。

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