ひょっとして大家族なの?難読漢字「十姉妹」はなんて読む?
-
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「十」に「姉」に「妹」で「十姉妹」。
使われている漢字はかなりシンプルですね。小学生でも書けると思います。
素直に考えると、十人の姉妹のことかと思えてしまいますね。そうとうな大家族になりそうですが、大丈夫なのでしょうか。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓正解は……
正解は「ジュウシマツ」でした!
飼い鳥として親しまれているジュウシマツ。スズメ目カエデチョウ科の鳥で、中国から輸入されたコシジロキンパラという鳥を改良してつくりだした鳥だそうです。
人間の手でつくられた品種なので、野生種は存在しません。性格はおとなしく、多頭飼いにも向いています。
たくさん飼っても問題ないことから、「十姉妹」と呼ばれるようになったとされています。
色は黒や茶色や白で、オウムやインコなどに比べると地味な印象。スズメくらいの大きさで小さくてかわいらしく、鳴き声がひかえめで飼いやすいため人気です。
まれにオウムなどの飼い鳥が野生化して繁殖し群れているのを見かけますが、ジュウシマツではそういった現象が見られません。
家で飼われていた歴史が長く、飛ぶ能力が弱くなっているのが主な原因と考えられます。うっかり逃げ出してしまわないよう、気をつけて飼ってあげてくださいね。
数羽で飼っても仲よく暮らせるので、家での繁殖も可能です。
卵を抱き、ひなを育てるなど、子どもの世話も自分たちでちゃんとしてくれるそうです。この点は人間も見習わなくてはいけませんね。
というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
- 記事一覧に戻る