「後輩ギャルに刺激を受けて見栄を断捨離」ライター&YouTuber水野祐香さんが断捨離したものと、ずっと持ち続けているものは?
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ギャル・カルチャー雑誌『egg』のカリスマガングロモデルとして日本のギャルシーンを牽引した水野祐香さんは44歳・2児のママに。ライター&YouTuberとして美容やファッションに加え、節約や投資についても発信!そんな水野さんが断捨離したものと、ずっと持ち続けているものは?
収入ゼロになっても、夫婦で海外旅行
ひでこ:10代の頃は元祖ガングロギャルだったんですって?
水野:ハイ。寝る時間以外は渋谷にいました(笑)。
ひでこ:今の印象からは想像できないわ。
水野:でも、ギャルのマインドは今も私の心の軸です。さすがにガングロは20代で断捨離しましたが(笑)。
ひでこ:ギャル時代から節約していたそうですね。
水野:母がお金に厳しい人で、実家を出て一人暮らしをしたいと言ったら「まずは自力で100万円貯めてから」と突っぱねられて。当時モデルをやっていたギャル雑誌『egg』でモデル兼フリーライターとして働きまくって稼ぎ、節約もして、2年で引っ越し資金と目標の100万円を貯めたんです。
ひでこ:お見事。意志の強さもギャル仕込みかしら?そこから今も節約を?
水野:ハイ。お金を大切にするのは私のデフォルト。なぜなら、ギャルにとって何よりも大事なのは自由であり続けることで、それにはお金が必要です。逆に、お金にある程度の余裕がないと、心にも行動にも制約が生まれてしまいます。よく「節約ってしんどくない?」と聞かれるけど、自分らしくのびのび生きる近道と考えているので、むしろ楽しいです。
ひでこ:その感覚、よくわかるわ。実は断捨離も、物という足かせを捨てて、人生を自由に満喫するために行うもの。だから楽しい営みなのよね。水野さんは29歳で結婚した時点で貯金が1000万円あったとか?
水野:ハイ。そのおかげで、34歳のときに『egg』が休刊になって収入が一時的にゼロになったときも、不安はなかったです。神様がくれた人生の夏休みだと思って、旦那さんと海外旅行したりして。
ひでこ:お金があれば自由でいられることを体現したのね。ギャルのタフな生きざま、お見それしました!