夫が「裸の写真を撮らせて」迫ってきて…夫婦間の「ラブハラ(ラブハラスメント)」に要注意!
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「モラハラ(モラルハラスメント)」を初め、夫婦のあいだにはさまざまなハラスメントが潜んでいます。今回は「ラブハラ(ラブハラスメント)」について「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんに解説してもらいます。
ラブハラとは?
ラブハラとは、恋愛に関する話題で相手に精神的苦痛や不快な思いを与えるハラスメント。セクハラ(セクシャルハラスメント)やモラハラともかかわりが深く、「自分の恋愛や結婚などの価値観を相手に押し付ける行為」と定義されています。
わかりやすいのは、職場や学校で交わされる恋バナのシーンで出てくるような
「彼氏(彼女)いないの?」
「え、誰とも付き合ったことないの?」
「なんで結婚しないの?」
「相手が見つからないのは探す努力をしてないからだよ」
「一人じゃ人生つまらないよ」
「20代のうちに恋人を作るべきだよ。紹介しようか」
などの会話。なにげない会話に見えて、今の時代ではアウトの領域に入ります。
彼氏、彼女を作ることや結婚を強制したり、シングルでいる人を見下したり哀れんだりする「カップル至上主義」「恋愛至上主義」的な発言もこれにあたります。
これがさらに進んで
「最近色っぽくなったけど彼氏でもできたの?」
「彼女ができないのはお前がだらしないからだ」
「もっと痩せないと結婚できないよ」
といったところまで踏み込んでくると、これはもうセクハラ、モラハラの領域になってきます。