じつは家計管理がゆるい!?30代で2,000万円貯めた人の共通点5
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少し前に「老後2,000万円問題」というのが話題になりました。ざっくり説明すると、年金生活に入るまでに夫婦で2,000万円の預貯金がないと生活が苦しくなる……という話です。「2,000万円なんていう大金を貯められるわけがない!」ということで、世間を騒がせました。ところが「年金生活に入るまで」どころか、30代ですでに2,000万円貯めている人たちもチラホラ出てきています。
そんな人たちには、いくつか共通点があります。全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが、その共通点について解説します。1.家計管理が意外とゆるい
SewcreamStudio/gettyimages30代で2,000万円も貯めているくらいだから、家計簿をしっかりつけてバッチリ家計管理をしているように思いがちですが、意外とそうでもありません。
手取り月収から、住宅ローン、水道光熱費、スマホ代、夫婦の小遣いなど毎月決まって出て行くお金=固定費と、毎月定額の先取り貯蓄分を引いた分が「やりくり費」。何にいくら使ったかは気にしないで、とにかくやりくり費の金額内で食費、日用品費、レジャー費、その他、もろもろがまかなえればOKという、ゆるめの管理で家計を回しています。