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減塩には「塩水」が役立つんです!漬物などのしょっぱすぎる食品の塩気を調整する方法とは?

2024年9月7日

  • 漬物、塩蔵品など、食べたいけれど塩気が強すぎて塩分のとりすぎが心配……。
    そんなときでも、うま味をキープしつつ塩気を上手に減らす方法があるんです!

    今回は、管理栄養士のゆかりさんが、健康維持&ダイエットに役立つ「塩水」を使った減塩方法についてご紹介します。
    「塩水」を使うと余計にしょっぱくなりそうというイメージがあるかもしれませんが、その原理についても触れているので参考にしてみてくださいね!


    漬物にはどれくらいの塩分が含まれているの?



    ご飯のお供として重宝する漬物。大きく分けると、短時間でつくれる浅漬けと、保存期間が長めな一般的な漬物に分けられます。

    浅漬けであれば2%、一般的な漬物であれば3%ほどの塩分でつくられていることが多いといわれています。(※)
    これは、小鉢50gあたりにそれぞれ1~1.5gの塩分を含んでいることに。

    日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1日の摂取目安量が成人男性で7.5g未満、女性で6.5g未満となっています。そのため、一般的な漬物であっても、50g食べただけで1/4近い塩分をとってしまうこともあるのです。

    普段から塩分のとりすぎに気を付けて薄味を心がけている人にとっては、市販の漬物はしょっぱく感じられるのではないでしょうか?

    ※……皮がむかれた食材が使われていると、皮付きのものよりも食塩量多めの傾向(4~7%)。また、漬物の種類によっては、10%以上になるものも存在するのでご注意ください。

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