貯めやすい家計に変わる! 2〜3月の家計の洗い出しがやりくり上手のカギ【お金の専門家が解説】

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家計を見直しに良いタイミングは1年の中に何回かありますが、中でも2〜3月の年度末はおすすめの1つ。節約アドバイザーの丸山晴美さんは「この時期に見直すことで、4月以降ぐっとやりくりしやすくなります」と言います。年度末に見直すべき内容について聞きました。
なお、今回ご紹介する情報はすべて2025年2月時点の取材情報を基にしています。みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。
お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「年度末の見直し」!家計の振り返りを2月後半に始めた方が良い理由
年度末は、生活費をはじめ交際費や教育費など、いろいろな費用を見直しやすいタイミングです。ここでしっかりとお金の振り返りをし、次年度にどういう出費があるのか、やめられる支払いがないかなどを洗い出しておくと、4月以降のやりくりがぐっとしやすくなります。
タイミングとしては、遅くとも2月後半には洗い出しを始めるのがおすすめ。なぜなら、年度末は各種サービスの切り替えの時期でもあるからです。
例えば、子どもの習い事や塾などは、契約更新日が決まっているものが多くあります。更新日までに申し込まないと入塾できなかったり、更新日前日までに解約しないと費用が余分にかかったりすることも。
更新日は3月が多いので、最初に契約更新があるものについて、「やる、やらない」「続ける、続けない」を家族で意思確認し、手続きの準備をしましょう。
3月はイベントが多く何かと忙しい時期。その意味でも、見直しは2月から始めるのが良いでしょう。