サンキュ!

2025年10月の食品値上げ予定品目数は、2025年4月以来の3,000品目超えとなる見込みで、またもや値上げラッシュとなる見通しとのこと(※1)。そこで、家計を守るために大規模値上げの前にしておくべきことについて、節約アドバイザーの丸山晴美さんにお聞きしました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2025年8月時点の取材情報を基にしています。



みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「10月の値上げ対策」!


まずは嗜好品の買い方を振り返り、節約ポイントを探す


毎年4月と10月は、値上げされる品数が一番多いと言われているタイミング。特に10月は、飲料やお菓子、冷凍食品、調味料など、食費にダイレクトに影響する値上がりが多い傾向があります。

そのダメージをできるだけ抑えて家計を守るには、値上げ前に何をするべきかを考え、行動することが大切です。今回はそのポイントをご紹介します。

まず、嗜好品が多い家庭は、どうしても食費が膨らみがちです。例えば、値上げ前だからとお酒を箱買いしていると、お酒が家にあるのが普通になってしまい、なくなったら値上げ後もまた箱買いしてしまうなどエスカレートしやすいもの。

加えて、子どもの清涼飲料水や自分用のスイーツなども日常的に買っていると、食費はどうしても膨らんでいきます。

本当に買わないといけないものなのかを値上げ前の今、改めて考え、日々の習慣的な嗜好品はできるだけ抑える、もしくは節約する方向に切り替えるようにしましょう。


  • 続きを読む