サンキュ!

値上げが続く今、ほとんどの人は食費の節約を頑張っているのではないでしょうか。しかし、節約アドバイザーの丸山晴美さんは「“食費節約に効果的”と言われていることの中には、効果がなくなってきているものや逆効果のものもある」と言います。中でも多く見られる食費節約の落とし穴4選について聞きました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2025年8月時点の取材情報を基にしています。



みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「食費節約の落とし穴」!


落とし穴1:「節約するならもやし」はもう過去の話に!?


「物価の優等生」や「家計の味方」と言われてきた「もやし」。でも、最近はそうとも言えなくなってきています。

もやしはたしかに安いですが、昔に比べると確実に値上がりしています。そのうえ、もやしはあまり日持ちしません。袋に爪楊枝で穴を開けたり、水につけて冷蔵保存するのが定番ですが、それでも数日たつと色が悪くなったり味が落ちたり。また、色味がない食材なので、料理の彩りとしてもイマイチです。

それよりも、例えばキャベツは最近だいぶ安くなってきました。もやしよりはもちろん高いですが、1玉買って葉をむきながらレジ袋に入れて乾燥を防ぎながら使えば、1カ月近く新鮮な状態で食べられますし、回鍋肉やロールキャベツ、とん平焼きなどいろいろな料理に主役級で使えます。

小松菜も1年中価格が低めで安定している上に、ビタミン類が豊富で栄養価も高く、彩り野菜としても優秀です。
コスパ的なことを考えると、実はもやしよりも他の野菜を、値段が安い時に買うほうがトータルでおトクな場合が少なくないのです。

また、豆腐や納豆、厚揚げなどの大豆製品も「物価の優等生」と言われる食材で、こちらはタンパク質が豊富なのが特徴です。タンパク質が豊富な食材は満腹感を得られやすいと言われていて、その点でももやしはイマイチ弱いと言えるでしょう

もちろん、もやしを買うことに問題はありませんが、「節約するなら絶対もやし!」という思い込みは、もう捨てた方がいい時代になってきたのかもしれません。


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