冬の天気予報で聞きのがしてはいけないキーワードとは?気象予報士が解説
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冬になると、基本的には毎日寒いし、天気も日本海側で雨や雪・太平洋側では晴れという典型的な日が多くなって、もう天気予報なんて真面目に聞かなくてもだいたいわかる!と感じている人も多いかもしれません。しかし、冬の天気予報には、聞きのがさずにぜひ役立ててほしい重要なキーワードが存在します。
今回は、野菜ソムリエ・気象予報士・防災士の資格を持つ植松愛実さんが、日々の何気ない天気予報のなかで「これだけは聞きのがしてほしくない」キーワード4選をご紹介します。【1】3℃以下の予想気温
ひとつ目はキーワードというより「キーとなる数字」ですが、予想気温が3℃以下だと、路面が凍結するおそれがあります。「あれ?凍るのって0℃じゃないの?」と思われそうですが、天気予報で言われる予想気温というのは地面からだいたい1.2m~1.5mくらいの、大人の顔の高さくらいの気温なのです。
つまり、地面付近は予想気温の数字よりも2~3℃低くなるため、予想気温が3℃なら路面凍結の可能性がある、というわけです。そのため、最低気温が3℃以下なら朝晩に、そして日中も3℃以下なら1日をとおして、路面の状態に注意して移動する必要があります。