家族のためにしているつもりが逆効果に!?夫を不幸にする妻の行動とは
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皆さんは世界三大悪妻というのをご存じですか?
一般的には
ソクラテスの妻・クサンティッペ、
モーツァルトの妻・コンスタンツェ、
トルストイの妻・ソフィア
を指すそうです。
クサンティッペは人前で夫を罵倒し頭から水を浴びせたりするような激しい性格の妻。コンスタンツェは浪費家かつ家事をまったくしなかった妻。そしてソフィアはトルストイを家出に追いやった強欲な妻であったことから、彼女らが夫を不幸にした悪妻の代表と言われています。
しかし、夫を不幸にするのはこのようにわかりやすい「悪妻」ばかりではありません。
本人にはそのつもりもないのに、夫をじわじわと不幸にしてゆく“真綿首絞め妻”もいます。夫のほうも、声を荒げて怒るようなことではないので、なんとなく従っているうちにストレスが最高潮に達してゆく。
今回はそんな夫を不幸にする妻の例をご紹介しましょう。家族のトラブルが立て続いた結果、「申し分ない妻」に変化が…
トモヒロさん(46歳 仮名)は妻と中学生の娘1人との3人暮らし。出産と同時に出版社勤めを辞めた妻のハルカさん(44歳 仮名)は、現在ではフリーランスの編集者として自宅で仕事をしています。比較的時間の自由が利くため、家事、育児のほかに、近所に住む1人暮らしのトモヒロさんの母のところにも顔を出すなど、トモヒロさんにとって申し分のない妻です。
そんなハルカさんに、トモヒロさんが少し違和感を抱くようになったのが2年前。
きっかけは、会社の健康診断でトモヒロさんに初期の大腸がんが見つかったときです。ちょうど同じころ、娘も自転車に乗っている最中に車と接触して足を骨折。ハルカさんも同時期に顔や上半身に帯状疱疹を発症するなど、一家そろって病院通いをする事態が重なっていました。
とくに入院した夫と日常生活に介助が必要になってしまった娘の世話が大きな疲労やストレスとなり、ハルカさんの帯状疱疹はかなり重症で、痛みも相当ひどかった様子だったそうです。
そんな、心身ともにボロボロだった彼女が心のよりどころにしたのが、友人からアドバイスをうけた風水。最初は、家の中に観葉植物を置くとか、掃除をこまめにするとか、幸運の色のグッズを身につけるなど、身の回りの行動を風水に従って実行するようになったそうです。
そして家族思いのハルカさんは、夫や娘の健康のためにと、どんどん風水にのめりこんでいきました。
1年前には、水まわりの近くに寝室があると悪い気を吸収してしまうということで寝室を別な部屋に移動。さらにベッドの置き場所、寝る際の頭の向きも風水に併せて変更しました。