子育て経験や家庭運営はビジネスに役立つの!?【39WeeklyNews Learn&Biz】

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会社員、パート・アルバイト、フリーランス、起業、あるいはSNSを駆使したインフルエンサー活動など、多様な「仕事」が広がる現代。また、多くの選択肢があるなかで、自身のキャリア・生き方をステップアップするための「学び」の重要性も高まっています。
サンキュ!読者の皆さんも、「学び」や「仕事」についていっしょに考えてみませんか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、「学び」と「仕事」に関する情報をご紹介する連載「39WeeklyNews Learn&Biz」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の村上真由美がお届けします。Topic1.子育て経験はビジネスに役立つ!?
出典:PR TIMES株式会社 ベンド(学研ホールディングスのグループ会社)が運営する「スキルアップ研究所」が、「子育て経験のある人のリスキリングに関する実態調査」の結果を発表しました。
【調査結果のポイント(対象:20~60代の子育て経験者)】
・副業やフリーランス志向は年齢とともに増加
・6割以上の人が家庭スキルがビジネスに役立つと感じる
・リスキリングの必要性を感じる人は8割を超える
子育てや家庭運営の経験は、6割以上の人が「非常に役立つ」「ある程度役立つ」と回答しています。年代別に調査した家庭スキルの強みでは、30代では時短術、40代ではマルチタスク力が突出!30代は仕事と育児が本格化する時期で、短い時間で成果を出す時短術が自然と身につくとのこと。一方で40代は、受験や習い事の送り迎え・親の介護など同時に複数の役割をこなす機会が多く、調整力が磨かれやすいと考えられます。
最近では、「家庭で培った調整力・マネジメント力」を成果や評価に反映できるよう、面接や評価面談で確認項目を設定する企業もあるんだとか。こうした例が広がり「家庭スキルはビジネスに役立つ」と実感できれば、リスキリングの一歩を踏み出すきっかけになりそうです。