
じめじめとした梅雨や夏の時期、気になるのが「カビ」。見た目の不快さだけでなく、健康面にも影響を与えるため、できる限り避けたいですよね。
じつは、そんなカビを防ぐために有効なのが片づけなのです。とくに、ものが詰め込まれた空間は湿気がこもりやすく、カビの温床になりがちです。
今回は、お悩みに寄り添った片づけが得意なこんまり(R)流片づけコンサルタントのいしかわひとみさんが、「ときめき」でものを選ぶこんまりメソッドを取り入れながら、家族みんなが快適にすごせる、風とおしのよい住まいづくりのヒントをご紹介します。
「カビ」の原因は“ものの詰まり”にあった
「カビ」が好む環境は、おもに以下の3つです。
・湿気が多い
・空気がこもっている
・ホコリや汚れがある
とくにクローゼットや押し入れの奥など、ものが詰まっている収納スペースは、空気の流れがよくなく、湿気もたまりがちです。気づかないうちに「カビ」が広がっていることもあります。
つまり、ものを減らし、空気が流れる空間をつくることが、「カビ」予防の第一歩です。