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バチェラー6

『バチェラー・ジャパン』シーズン6が完結しました。今シーズンのバチェラーは、“歴代最高スペック”とも言われた医師・久次米一輝(くじめ かずき)さん。放送前から注目を集めていましたが、これまでのバチェラーとはちょっと違う魅力を放っていたようです。

『バチェラー』はもちろん、数々の恋愛リアリティショーの考察をしているエンタメライターの霜田明寛さんに、そんなシーズン6の見どころや、新しいバチェラー像について解説してもらいました!(以下、本編ネタバレを含みます)。


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完璧に見えるバチェラーが持つ、たったひとつの“欠点”?


今回の『バチェラー』は、王道でありながら、これまでのシリーズの進化形。良質な恋愛ドラマのようなシーズンだった。それには、予告編の時点から「すべてを備えたバチェラー」と期待値が高まっていた、医師・久次米一輝さんの人柄も影響していたように思う。

完璧に見えるバチェラーの唯一と言ってもいい“欠点”「好き」と言わない、という点が、今シーズンを面白くしていたのである。

彼の中の何が今回のドラマのような面白さを作っていったか、見ていきたい。


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