
野菜には、すみずみまで栄養が詰まっています。通常捨てられてしまうようなところが、じつは一番おいしいということを知らない人もいます。
今回は管理栄養士のゆかりさんが、かぶはどこまで食べられるのかをご紹介します。
また、かぶの栄養、かぶの食べ方のポイント、おすすめのレシピについても触れているので、参考にしてみてくださいね!
かぶの栄養はどこが一番多い?

かぶは、白い根の部分だけが食用と思っている人も多いのでは?かぶは、葉も茎もすべて食べることができるのです。
しおれやすいためスーパーなどであまり葉付きのかぶが売られていることはありませんが、まれに茎の部分を長めに残して売られていることも。
根には、葉酸、ビタミンC、カリウム、葉の部分にはβカロテンが多く含まれていて、葉のみ緑黄色野菜に分類されます。また、葉のみに含まれる栄養素には、ビタミンE、ビタミンKがあり、根と比べてカルシウムと鉄は10倍以上も多くなっていますよ。
なお、茎だけの栄養価は、日本食品標準成分表に記載されていませんが、根よりも栄養が豊富と考えてよいと思います。少しでも栄養を期待するのであれば、葉付き、もしくは茎付きのかぶを選んでみてはいかがでしょうか。