
節約のために野菜をまとめ買いしたのに、数日後に見たらもう傷んでいた…なんて経験のある人もいるのでは。せっかく買った野菜はちゃんと使いきりたいですし、傷むまでいかなくても少しでもよい状態でおいしく食べたいですよね。
かといって、野菜をひとつずつキッチンペーパーにつつんでポリ袋に入れて…といった丁寧な保存方法を、すべての野菜でやる時間的余裕もない!という人も多いはず。
そこで、野菜ソムリエ・食育インストラクターの資格も持つライター・植松愛実が、買出しの帰宅時に必ずやっている、超簡単な習慣をご紹介します。たった3秒でできる作業で、野菜の日持ちがグンと変わりますよ!
とりあえず根元のコレ、はずして!

ネギやニラ、大葉などを買うと、根元の部分がテープや輪ゴムなどでとめてありますよね。流通の段階でバラバラになってしまうと売り物にならないので便宜上とめてあるのですが…、コレ、できるだけ早くはずしてください!
ネギやニラなどは表面にキズがつくと、そこから傷みが進行してわりと短期間で溶け始めてしまいます。テープや輪ゴムでギュッととめてあると、ネギどうし・ニラどうしがこすれ合ってすぐにキズがついてしまうので、買ってきたらはずしてから冷蔵庫にしまいましょう。
長ネギ(白ネギ)の場合は上部と下部の2カ所とめてある場合もあるので、両方はずしてください。ちなみにその際、テープをはがそうとしてギュッと押さえつけるより、ネギ本体をキズつけないようハサミで切ってしまうのがおすすめです。